人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< 池田 治彦 簪 >>

加藤 良紀 簪

加藤 良紀 簪_b0108918_18443034.jpg

■作品名 : チタン透かし簪「つた」
■作者名 : 加藤 良紀
■サイズ : たて 7.5 cm× よこ 11 cm× 厚み 3 mm
■素 材 : チタン
■製 法 : 透かし

チタンは比重が4.51ととても軽く、さびない金属であり、金属アレルギーもなく
よく手に取る装身具には適しています。

見た目はシャープなイメージもあるが造り方により表情をかえます。
チタンに穴をあけ、糸鋸を使い透かし模様を作っていきます。
金属が硬いためなかなか進まず、糸鋸の刃もすぐにダメになってしまいます。
切り終わると、次にヤスリを粗目から精密ヤスリまでかけ、
サンドペーパーをかけた後、バフで鏡面仕上げを施します。

※チタン本来の地金色に濃淡を付けただけのシンプルなかんざしは
透かしの模様と繊細な透きにより、より軽く見え、それでいてボリュウム感があり 
なおかつ、上品な仕上がりになっています。


加藤 良紀 簪_b0108918_1844645.jpg

加藤 良紀 簪_b0108918_18441795.jpg

■作品名 : チタン透かし簪「バラ」
■作者名 : 加藤 良紀
■サイズ : たて 8.5 cm × よこ 6.5cm × 高さ 3 mm
■素 材 : チタン
■製 法 : 透かし 陽極酸化

チタンに穴をあけ、糸鋸を使い透かし模様を作っていきます。
金属が硬いためなかなか進まず、糸鋸の刃もすぐにダメになってしまいます。
切り終わると、次にヤスリを粗目から精密ヤスリまでかけ、
サンドペーパーをかけた後、バフで鏡面仕上げを施します。

最後に陽極酸化によりチタンを「発色」させていきます。
その発色は45色とも言われ、微妙な色加減を表現することが出来、「着色」とは
違いグラデーションを施すことも出来ます。
また、見る角度や光、天候により微妙な色合いを楽しむことが出来ます。


※チタン本来の地金色を残しつつ、「発色」させることによって
柔らかみを帯びた表情に変わります。
また、表面と裏面の仕上げ方を変えることにより身に付け方によって
バリエーションが増え違ったイメージになります。


加藤 良紀 簪_b0108918_18435164.jpg

■作品名 : チタン透かし簪「クローバ」
■作者名 : 加藤 良紀
■サイズ : たて 12 cm × よこ 4.8cm × 高さ 3 mm
■素 材 : チタン
■製 法 : 透かし  陽極酸化

チタンに穴をあけ、糸鋸を使い透かし模様を作っていきます。
金属が硬いためなかなか進まず、糸鋸の刃もすぐにダメになってしまいます。
切り終わると、次にヤスリを粗目から精密ヤスリまでかけ、
サンドペーパーをかけた後、バフで鏡面仕上げを施します。

最後に陽極酸化によりチタンを「発色」させていきます。
クローバっぽくグリーン系を発色させています。

四葉のクローバがポイント!


加藤 良紀 簪_b0108918_18444027.jpg

■作品名 : チタン透かし簪「いちょう」
■作者名 : 加藤 良紀
■サイズ : たて 11.5× よこ 6× 厚み 0.3 cm
■素 材 : チタン
■製 法 : 透かし 陽極酸化

チタンに穴をあけ、糸鋸を使い透かし模様を作っていきます。
金属が硬いためなかなか進まず、糸鋸の刃もすぐにダメになってしまいます。
切り終わると、次にヤスリを粗目から精密ヤスリまでかけ、
サンドペーパーをかけた後、バフで鏡面仕上げを施します。

最後に陽極酸化によりチタンを「発色」させていきます。

イエロー系からグラデーションにしています。
by kinkou-seinenkai | 2006-06-25 16:22 | ★ 「和装小物 特別展」
<< 池田 治彦 簪 >>