![]() ■作品名 : 簪 「リボン」 ■作者名 : 植田 千香子 ■サイズ : 13cm ■素 材 : 銀 銅 ■製 法 : 打ち出し 線象嵌 女性が髪にリボンをつけていたら可愛いだろうな、と思い、これを作りました。 赤色の宝石がついているイメージでデザインしました。 銅は煮込み着色という日本特有の色付け技法を用いることで、赤色に発色します。 その銅の赤色を使って宝石とストライプ模様を表現しました。 リボンの形は一枚の銀の板を、立体的に打ち出しました。 そこに銅の線を象嵌し、銅の丸い板を膨らませ鑞付けしました。 ![]() ■作品名 : 三色団子風玉簪 ■作者名 : 植田千香子 ■サイズ : たて16 × よこ1 × 高さ1、5 cm ■素 材 : 銀 石 ■製 法 : 鍛金 菊座(石一つづつについているギザギザの物)がかわいいと思うので、それを使ったかわいらしいものが作りたいと思いました。 それも、スパッと作りたい。 まず銀を叩いて一本の丸棒を作り、変形させ耳かきの部分、石の付く平らな部分を成形していきました。そして石をかしめるところに穴をあけ、芯と菊座を作り、石をかしめました。 スパッ!? ![]() ■作品名 : りんご飴風玉簪 ■作者名 : 植田 千香子 ■サイズ : たて21 × よこ3 × 高さ3cm ■素 材 : 銅 銀 ■製 法 : 鍛金 昔の人は簡単にスパパパッと簪を作っていたに違いない、という思いから、どうやったら合理的にスパッと玉簪が出来るのかということをあーでもない、こーでもない、と必死で考えて作りました。何が問題かというと、玉をどうやってつけるか。これです。 私の出した答えは、4パーツに分けることでした。 ①、玉 ②、玉に刺さる耳かき付の棒 ③、髪に挿す二股の部分 ④、②と③をつなぐパイプ 玉は叩いて作りました。二つのおわん状の半球を真ん中でつないでます。 銀の部分も叩いて延ばしながら適度な太さの丸棒を作り、、耳かきの部分、髪に挿す部分の平らな部分等を作りました。 そしてこの玉を②にさし、④のパイプで③とつなげ、ハンダで引っ付ける。 最後に銅の発色による色上げをして完成です。
by kinkou-seinenkai
| 2007-02-14 18:06
| ★ 「和装小物 特別展」
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